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「can」と「can’t」の超絶簡単聞き分けのコツは1つだけ!

「can」と「can’t」は真逆の意味になりますが、実はこのふたつの聞き分けはとても難しいのです。「I can’t eat Sushi」と相手は言っているのに、「あ、お寿司食べられるんだ」と思ってお寿司屋さんに誘ってしまうと、コミュニケーションにすれ違いが起きてしまいますよね。

そのようなことがないように、「can」と「can’t」の聞き分けはマスターしたいところ!今回は押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。


強調している単語を理解する

英語には、もっとも強調したい単語にアクセントを置くという法則があります。例を見てみましょう。

I can eat celery.
(私はセロリを食べることができる)
であれば、「食べられる」という点を強調していますし、

I can eat celery.
であれば、「食べる」ことを強く伝えています。

I can eat celery.
であれば、「セロリ」を食べられるんだよと強調しているのですね。

このパターンは少々珍しいですが、この法則に習うと、

I can’t eat celery.
(私はセロリを食べることができない)

can’tにアクセントがかかるようになり、「食べられないんだな」と聞き手も理解できるようになります。相手が話すフレーズに「can」が使われているときには、アクセントの位置に注意しましょう!

音の違いを理解する

I can speak English.
I can’t speak English.

この2つの文章、実はcanの部分の発音が微妙に異なります。前者の場合は、「アイカンスピークイングリッシュ」と聞こえるに対して後者は、「アイキャーン スピークイングリッシュ」と、can’tの「’t」で一瞬の間ができるのです。

ここに間ができているかどうかよーく耳をすまして聞き取りましょう。

わからなかったら聞き返す

最終手段としては、わからなかったら聞き返すことです。あなたが日本人という事情を考慮して、きっと丁寧に言い直してくれるはずです。聞き返すときには、

You said can or cannot?
「できる」か「できない」のどちらで言いましたか?

まとめ

canとcan’tの聞き分けが難しかったら、今回紹介した3つのポイント。

①強弱で判断する
②音の違い(間の有無)で判断する
③聞き返す

いずれかの方法で確認しましょう。最初は難しいかもしれませんが、徐々に耳が慣れていくはずです。日常的に使われる助動詞「can」はスピーキングだけではなく、ヒアリングもマスターしておくと、さらに英語力に自信がつきますよ。